まずは
“The man who wasn't there”(The Barber、バーバー)です。
コーエン兄弟の代表作の一つです。
・・・このブログ開設後では
一番の映画でしたね。個人的には
ファーゴよりも好きです。
ビリーボブ・ソーントン演じる
エドが(しゃべらずに
語ることで)
絶妙な存在感を発してましたし、エドをはじめとする登場人物たちが、一つのきっかけから
複雑かつ
悲劇的なストーリーの中に「
組み込まれていく」過程はまさに
コーエン兄弟の業を感じました。作品全体から感じられる
雰囲気や
統一感に完全に引き込まれましたよ。
DVDのおまけも
かなり充実していて満足できましたね。インタビューに
46分なんてすごすぎます。
次は
時計仕掛けのオレンジです。
キューブリックです。見る前の印象とはかなり異なった内容だったので少しびっくりでした。かなり
社会的で
現代的な作品でしたね。
非行→更正→更正後なんてかなり
今の日本に合ったテーマですよ。全体的にはかなり
ブラックな印象を受けました。
細部(
detail)に気になる点はかなりありましたね。
インテリアや
小物の数々は印象的なもの多数でした。頻繁に出てくる
カタカナ言葉は近未来のイギリスで流行っている若者言葉で、ロシア語をモチーフにしたものとのことですが、最初は
訳せない言葉なのかと思いました。
コーエン兄弟も
キューブリックも
スゴイ!の一言です。