『
午前4時、2人の
フットボールファンが
jリーグの本質を追求するため、つくばを発つ。目的地は
北北西約350キロ、夢舞台
山形。
天久保
ロッピーでチケを購入、もう後戻りは出来ない。
ついに北上開始。満月が優しい光を照らす中、常磐道を北上。途中、方向を誤り
いわき郡山間は下道で移動。そして東北道を北上し、山形道を西へ。
午前9時半、試合会場の
「べにばなスポーツパーク」に到着。しかし山形サポは100人ほどで、福岡サポに至っては姿も見えない。
恐るべしフットボールファン、決戦を控えた両サポを
上回るモチベーション。
モスで食し、しばらく並ぶと、
午前11時ついに開門。記念品の
山形りんごを頂き、中へ。
殺風景のスタジアム。サポもまばら。しかし時間が経つにつれ徐々にサポが集まりだす。最終的には
約12200人。山形の主力サポはスタジアムの構造上
バックスタジアムに陣取る。一方、
約200人ほどの
九州男児達はアウェイ
ゴール裏で殺気をみなぎらせる。
ついに
キックオフ。試合は終始
山形が主導権を握る。
雑草ウメツァが豊富な運動量で山形の攻撃にアクセントをつける。特に右サイドの
星とのコンビネーションでいくつかのチャンスを生み出す。対する福岡は時節左サイドバックの
アレックスや
エジウソン、
有光らがスピード感あふれる速攻を見せる。
この試合で特に目立っていたのが
ウメツァこと梅田直哉。
前線からのチェイス、くさびとなる
ポストプレー、そして裏への
飛び出しとまさに
縦横無尽の動きを見せていた。今日の試合に限ればまさに彼は
山形の大黒柱だった。
試合は後半に的確な
カウンターから
3点を奪った福岡が
プラン通りの勝利をあげた。山形はウメツァ以外のプレーヤーの運動量が少なく、厚みのある攻撃が出来ないでいた。対する福岡は
評判通りのしっかりとしたサッカーをしていた。全てにおいて効率的だった。
帰りは行きよりもスムーズに進む。10時に
帰宅。
700キロにわたる長旅が終わった。』
・・・今日は
居場所を見つけた梅田が見れたし、試合後の両チームのサポの
エールの交換も見れてなかなか良かったですね。次は5日の
チャンピオンシップ!勝利あるのみ!